夕照を楽しむ
三浦半島は、東京湾と相模湾に突き出た半島である。
相模湾に沿って走る 143号線(通称 西海岸通り)沿いの海岸は、
夕陽が綺麗に見えることで知られている。
浜辺に座り、暮れ行く一日を....。一週間を振り返る。
そう NHKテレビ 日曜日の朝 毎週放映される番組
「小さな旅」の音楽
繰り返される日々が静かに暮れていく
そんな雰囲気 たっぷりのテーマ曲なんです。
この曲を想い浮かべながら、
夕照で赤く染まった海原を見ていた。
秋谷に暮らし、秋谷海岸をこよいなく愛する
ドイツ人の女性
この日 願ったような夕暮れになった。
こんな夕照を見たかったから。。。
晩秋の落日は、つるべ落としのごとく早く。
その速さに合わせ カウントダウンする。
・・・残照の 空 & 海・・・
日没時から約10分後、海原が一番静かに見える時。
漁港から出航していた小船が港に帰る。
今年 太平洋の黒潮の蛇行が影響しているようで
相模湾で シラスが採れないそうだ。
新鮮な釜揚シラス丼が好きで秋谷に行った時、時々買っていた。
12月からシラスの禁漁期に入る。
漁師さんの苦悩が。。。
日本全体でも今年 シャケ、イカ、サンマが不漁で....。
冷凍マグロも値段が跳ね上がっている。
散歩中 秋の庭先で黄色い柿が色付いているのを見かけるが、
今年は、数が極端に少ない。
夏・秋の天候不順が農作物に影響している。
日没後も海原の色彩が、刻々と変わりゆく様子を見ていた外国人の親子
日没後 20分位過ぎると、グッと気温が下がる。
太陽の有難味を実感する。
そして誰もいなくなった浜辺
サ~ 帰ろうか~。