初冬の良く晴れた日
中国地方の美景、絶景 & 名所 巡りの旅は、
羽田空港から飛行機の離陸で始まった。
飛行機の窓から外を見ると、澄み渡った初冬の大空があった。
眼下に見える山の峰々は、少し冠雪している。
乱気流もなく順調に飛行して、琵琶湖が綺麗に見える。
眼下に広島の市街地 & 厳島神社のある宮島が見える。
広島の上空を過ぎると、少しづつ雲が見え始めた。
ふと 飛行機の窓越しに外に目を移すと、輝く彩雲が見えた。
エェ~ !? その彩雲の中に私たちの搭乗している飛行機の影が。。。!!
そう度々 飛行機に搭乗しているわけではないが、「ブロッケン現象」を見たのは初めてだ。
珍しい光景に遭遇してワクワクした。
客室乗務員の間では「“虹の 輪”を見られると幸せになれる」と云われているとか。
雲が厚くなると、搭乗している飛行機の影がはっきり映っている。
飛行機の後を別の飛行機が追ってくるような不思議な感覚でした。
※ 「ブロッケン現象」とは、太陽を背にして飛行機の周囲に光が拡散され、雲の上で虹のように見える現象です。
山口 宇部空港に着陸。
対岸は、九州 大分県 国東半島の両子山 でしょうか ?
山口 宇部空港から観光バスに乗車、中国地方の美景、絶景 & 名所 巡りが始まる。
初日、江戸末期から明治時代に勤皇の志士たちの精神的支柱であった吉田松陰が生まれた日本海側 萩市の名所を巡る。
萩藩の「 明倫館 」
明倫館は、萩藩(長州藩)の藩校として建てられた。
慶応3年(1867年)廃館に至るまで、約150年にわたり藩校として教育が行われ、
幕末の萩藩(長州藩)の中で重要な役割を果たす。
水戸藩の弘道館、岡山藩の閑谷黌と並び 日本三大学府と云われている。
昭和10年(1935年)萩藩(長州藩) 明倫館の跡地に建てられた日本最大の木造校舎 明倫小学校校舎が建てられた。
平成26年3月まで授業が行われていた校舎を改修して観光の起点「萩・明倫学舎」として生まれ変わった。
4校舎あり、2校舎を見学できる。
廊下、天井は、昔懐かしい板張り。
内部は、武具や明治時代 日本の近代化に向け使用された 天文、測量、医学、軍事資料などが展示してある。
萩藩の面影が残る小路を歩く
周囲には、萩焼の店が。。。
店の軒下に「干し柿」を吊るしている。
萩藩の「 奇兵隊」を 結成し、幕末の風雲児・高杉晋作の生家を訪ねる。
室内 と 額縁 「 玉誠通天 」
書いた人の意図を独断と偏見で自己流に解釈すれば、
『人は、自らを「玉」を磨くように鍛錬し、
学ぶことにより知識を得て「誠」が生まれ、誰もが認める立派な人物になることができる』
こんな意味だろうか。。。?
こんな顔が描かれている
西郷吉之助、高杉晋作、平野次郎
次に向かったのが松陰神社の境内にある「松下村塾」(しょうかそんじゅく)
松下村塾の間
松陰神社
松陰神社の「おみくじ」
へ~ 番傘作りだ。
この夜の宿は、菊ヶ浜にあるホテル。
早朝 観光バスが出発する前、遠浅で綺麗な浜辺を散歩した。
夏は、海水浴場になる
菊ヶ浜にある指月山、麓に萩城跡がある
次回も中国地方の美景、絶景 & 名所 巡りの旅が続きます。