夏の記憶 お盆




8月13日 お盆の「迎え火」

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買い物の帰り道、一戸建 家屋の門柱前で、
ご夫婦(初老)と思われる2人、浴衣を着たお孫さんと思われる女の子 三人が屈み
小さい固形物に火を付けていた。

 あっ~ 8月 13日は、お盆の「迎え火」だ。

「迎え火」を見て、子供の頃のお盆の記憶が鮮明によみがえった。
お盆の数日前に茅葺を干して、手で茅葺を撚って縄を作り、その縄でお盆用の棚を特別に作った。
父親と一緒に近くのお寺に行き、火種から蝋燭に火を移す。
提灯に灯し、途中 蝋燭が消えないように注意して、家の前に到着すると、
蝋燭の火を、予め用意していた麦藁(むぎわら)に火を付けて焚いた。

「迎え火」とは、お盆で戻ってくる先祖の霊が迷わないように、
玄関先に目印の火を焚くお盆の風習である。

お盆用に作った棚に茄子、キュウリ、カボチャなどの夏野菜をお供えした。
キュウリは、割り箸などで作った4本の足を付けた。
茄子にも4本の足を付けた。
足を付けた「キュウリ、茄子」の謂われを母親から教わった。
キュウリは、先祖が馬に乗り 早く家に来られるように。。。
茄子は、先祖が牛に乗り ゆっくり帰るように。。。
との願いを夏野菜に込めたものだった。

今年のお盆は、3月に亡くなった父親の新盆だ。
明日は、お盆の思い出を抱いて、郷里に帰る。


# by saitamanikki2008 | 2018-08-14 15:51 | Trackback | Comments(4)

夏の花




百日紅 (サルスベリ)

真夏 百日紅の花を見ると、イチゴのかき氷を食べたくなる。 
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レインリリー
台風で雨が降り、庭の花が咲いた。
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夏水仙(ナツズイセン)、 別名 キツネノカミソリ

(大宮公園 早朝散歩で)
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一粒の葡萄  

3年前、デラウエア(葡萄)を シナノスイート(葡萄)の苗木に植え替えた。
今年は、まだ実が付かないと思っていたが、
アッ !?  フェンスに絡まったツルに実が一粒。。。
葡萄は、ツルが成長して房になるのかナ~ ?
たった一粒の葡萄ですが、
秋の収穫が楽しみ !!
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# by saitamanikki2008 | 2018-08-12 17:25 | Trackback | Comments(3)

1018年 立秋



昨日 8 月 7日は、二十四節気の一つ 立秋
 
これまで1ヶ月半以上 猛暑・極暑の日々が続いていたのが、嘘のように大変 涼しい日になった。
気温 37 ℃前後の猛暑の日々から突然 最高気温 24 ℃ だった。
このように極端な天候は、典型的な気候変動の一つである。
地球の温暖化が進んでいる。
猛暑が続くと、地球の回転により元に戻そうとする力が生じる。
極地の寒冷気流が生き物のように一時的に活発になる。
その変動が、昨日のような涼しさをもたらす。

今年のように猛暑・極暑(37 ℃前後)を体験すると、
この先 地球に暮らす人類・生物は、どうなってしまうのか心配だ。
この夏の猛暑は、外出する際は建物の陰や木陰を歩くようにした。
この酷暑の下でも木々は、ジ~と その場に立っている。
出来るなら少しでも涼しい場所に移りたいだろうナ~。
そして、今年ほどエアコン、冷蔵庫の有り難さを感じた年はなかった。


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今年の猛暑から
庭の紅紫陽花が乾燥してドライフラワー的になったのか ?
鮮明な赤色となって残っている。
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# by saitamanikki2008 | 2018-08-08 11:29 | Trackback | Comments(7)

山形・出羽三山 観光参拝 (二日目)


・・・山形・出羽三山 観光参拝の二日目・・・

山形・寒河絵市にある宿泊ホテルの朝
目の前を流れる最上川
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この朝も快晴である。ホテルから月山を望む。
流石 山形・月山、猛暑続きの日々であるが、8月に入っても残雪がある。
 月山は、7月1日 山開きして、9月には閉山するとか。
冬は、大雪が降るんだナ~。
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稲田の風景
この日も、観光バスで山形・出羽三山 の 羽黒山神社、湯殿山神社を観光参拝する。

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山形・羽黒山神社の案内図
(羽黒山 標高 414メートル)
月山 並び湯殿山は、冬季 深雪の為に登って参拝出来ないことから、
羽黒山 山頂に三神(月山・湯殿山・羽黒山)を祀る合祭殿が創られたと云われる。

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羽黒山の入り口 鳥居にも。。。月山・羽黒山・湯殿山と三神の表示がある。

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修験道の姿をした羽黒山 案内人の先導で杉並木の山道を歩く。

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杉並木にある石畳み 登ったり下ったり

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羽黒山 山頂にある三神合祭殿に至る石畳には、
33個の盃(さかずき)などの絵が描かれていると云う。

この石には、修験道姿の絵が。。。

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石畳の絵を探しながら歩いたが、容易に盃は見つけられなかった。
これは、徳利と盃が。。。

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・・・修験道が身を清める場所・・・
神橋から須賀の滝を撮る
古くは、出羽三山に参拝する人々は、この川で身を清めたそうだ。

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神橋を渡ると、太い老杉 樹齢 千年の「爺杉(じじすぎ)」がある。
昔は、婆杉(ばばすぎ)と並んで立っていたが、明治35年 暴風で折れてしまった。
同行していた観光客が、
「現在は、爺より婆が長生きしているネ」とか冗談を。。。
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杉の木立の間から荘厳な羽黒山 五重塔(国宝)が見えた。

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羽黒山 五重塔 (国宝)
創建は、平将門(903年~940年)と伝えられ、鎌倉・室町時代に現在の塔が再建された。
高さ 29.4メートル、五層の素木造り、柿葺き屋根
今年 平成30年は、天皇陛下御在位 30年
三神合祭殿再建 200年
明治の神仏分離により、開山 千数百年の出羽三山が神社となって、150年。
今年4月から11月4日まで、明治以来 非公開の
羽黒山 五重塔の内部を特別公開していた。
外部の階段を昇り内部を見た。
「御柱と木組み」
歴史と日本建築の素晴らしさが、一目で伝わって来る。
勿論 釘 一本使われていない(釘は錆て腐食するから)
御柱・材木・板を組み合わせ、
葡萄の蔓(つる)で束ね縛る。
高さ 29.4メートルの塔が。。。!!
東北・山形の厳しい風雪に耐えた「羽黒山 五重塔」に畏敬の念を抱いた。

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「羽黒山 五重塔」を見物し、観光バスに戻る途中、
私が歩く6~7メートル先で突然
あ~ !! あ~  !!  周囲の人々が声を上げたので何か異変が起きたことを知った。

一緒に観光に来ていた年配の女性が、登り石階段でバランスを崩し
石階段横の深さ1メートル位の石濠に落下した。
石濠は草むらで覆われ、石階段から落下した女性の姿は見えなかった。
直ぐに「羽黒山 五重塔」のガイドをしてくれた修験道姿の女性と修験道姿の男性が濠の中に滑り降りた。
年配の女性を抱き起こすと、前頭部から大出血していた。
男女の修験道姿の白衣は、大量の鮮血で真っ赤に。。。
すぐさま修験道姿の女性が、手に持っていた手ぬぐいを傷口に当て、
修験道姿の男性の手ぬぐいで頭部を包帯した。
その素早さは、看護婦さんのように手慣れたようで素早かった。
怪我した女性を濠から押し上げようとしたが、深い濠で押し上げられない。
その場にいた私が、濠の淵から手を伸ばし怪我した女性の身体を引き上げた。
そして、救急車要請を修験道姿の男性にお願いした。
旅の女性添乗員も直ぐに現場に来た。
負傷した女性と一緒に旅に来ていたご主人は、
ただ オロオロしていた。
救急車(隊員)が到着した段階で、
負傷した女性・ご主人と、旅の女性添乗員を残して、ツアーが続行された。
再び、観光バスに乗り、羽黒山 山頂にある三神合祭殿(重要文化財)に行く。

羽黒山 駐車場で観光バスを降りると、
羽黒山 山頂の案内人も修験道の衣装を身に付け、
法螺貝(ほら貝)を吹き、解説して頂いた。
このような近くで法螺貝(ほら貝)の音を聞くのは、初めてであった。

修験道の衣装 後ろ姿

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前は、このような姿
法螺貝(ほら貝)を首から下げている。

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そして、足元

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鐘楼 & 大鐘

鐘楼の屋根は、茅葺 造り、大鐘は、1275年(建治元年)の記銘があるとか。
口径 1.68メートル 中世以前に造られた鐘としては、
東大寺の鐘に次ぐ大きさである。
神社に鐘があるのは、神仏習合時代の名残りである。
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羽黒山 本殿(三神合祭殿)
月山・羽黒山・湯殿山を祀る豪壮な建物でした。

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三神合祭殿の高さ、28メートル
茅葺屋根の厚さ 2.1メートルと凄い厚さである。

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内部は、総漆塗り

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軒下には、屋根を担ぐような像があった。

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羽黒山 斎館において、精進料理の昼食
精進料理は、以前 高野山の宿坊で食べたが、今回も結構 美味しかった。
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昼食後、観光バスで湯殿山 駐車場に向かった。


・・・湯殿山神社 鳥居・・・
(湯殿山 標高 1504メートル)
出羽三山は、月山・羽黒山・湯殿山の総称である。
湯殿山神社 鳥居の奥は、神域として撮影禁止となっている。
神社のような社殿などの建物はない。
そして、古来から湯殿山神社について、
『 語るなかれ、聞くなかれ 』
と云われていた。
鳥居の横から参拝バスに乗り換えて、湯殿山参拝する。
参拝バスを降車すると、
参拝グッズなどの売店がある。
売店横で、靴・靴下を脱いで裸足になった。
お祓いを受けた後、
小さい人型の紙を身体に摩り、人型の紙を息を吹きかけ、水に流した。
目の前に高さ5メートル位の赤茶色の巨大な石があった。
この巨大な岩石が「ご神体」であった。
そして、ご神体の上部から水が流れている。
参拝者は、裸足で「ご神体」である巨石に注意しながら登り始めた。
初日は、月山で怪我した負傷者をヘリコプターが搬送した。
そして、羽黒山でも旅の同行者が転倒して大怪我。
一度あることは、二度。二度あることは、三度 ?
誰もが 最大の注意を払いご神体に昇る。
水が流れていると思っていたが、驚いたのは足底が熱い程の温泉水であった。
ご神体の先まで登り湯殿山神社の石標に参拝する。
ご神体を降りてから、足湯場所に周った。
真夏であるが、足湯に両足を浸けてみた。
熱い温泉水だった。
神職に温度を聞いたところ、50℃位と教えてくれた。
社がない神社の参拝は、生まれて初めての体験で印象に残った。

湯殿山神社は、自然崇拝の原型を現代に留める唯一の神社であった。

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真夏に山形・出羽三山 神社を観光参拝した。
観光バスで出羽三山を巡る中で、
バスガイドさんから面白い話を聞いた。
月山は、過去。 羽黒山は、現在。 湯殿山は、未来。
自分の過去、現在、未来を参拝、お祈りすることと教わった。
又、山形駅までの帰路
山を登る時、一合目、二合目など表示があるが、
一合、二合の「合」とは、何の意味 ?
昔、夜 カンテラの灯りで山を登った際、
カンテラに入れた油 一合(約 180ミリリットル)が無くなった場所が一合目となった。
次に180ミリリットルの油が無くなった場所が二合目になった。

スーパーマーケット等でアンデス・メロンを見るが、
実は、山形の人が、アンデス・メロンの名称を決めた。
アンデスとは、
「安心です」「安全です」「安価です」の造語であった。
「安」が「アン」になり、「です」が「デス」になり、
アンデス・メロンとなった。
驚き !! アンデス地方 原産のメロンでなかった。

山形駅に到着する頃 バスガイドさんが、
民謡 「最上川舟歌」を上手な山形弁で歌った。
本当に身に染み入るような最上川舟歌だった。

羽黒山で転倒、負傷した年配の女性ですが、
病院で手当 前頭部を3針縫って、山形駅で待っていた。
入院せずに帰りの新幹線に一緒に乗り帰ることができました。
色々の出来事があったが、
晴天に恵まれ、思い出に残る山形・出羽三山になった。


# by saitamanikki2008 | 2018-08-06 15:44 | Trackback | Comments(3)

山形・出羽三山 観光参拝 (初日)


山形新幹線に乗り、山形・霊峰 出羽三山に参拝するツアーに参加した。
旅のルートは、JR大宮駅から山形新幹線 つばさ123号に乗車、山形駅で下車した。
初日 7月30日は、観光バスで山形・出羽三山の一つ、月山 8合目に広がる弥陀ヶ原湿原を散策する。
二日目は、出羽三山の羽黒山、湯殿山を参拝する観光コースです。

この日は、全国的に朝から夏の暑い日になった。
バスガイドさんの説明でも、山形は暑いと云っていた。
今年 埼玉県・熊谷が日本の最高気温 41.1 ℃の猛暑を記録したが、
山形は、長い間 日本一の猛暑 40.1 ℃を記録保持していた。
バスガイドさんの説明もありましたが、
日本の最低気温は、北海道 旭川 マイナス 41.0 ℃。
最高気温 と 最低気温の差は、約 80℃ もあるのだ。


新幹線の車窓から山形県の夏空
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観光バスの車窓から月山湖、及び月山を望む。
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月山の広~ぃ 裾野から、山形・庄内平野、雲一つない。
最上川が、日本海にそそぐ、広大な穀倉地である。 

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月山に行く途中にある牧場

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月山 駐車場に観光バスが到着した。が.......。観光バスから降車出来なかった。
その訳は、月山で転倒した怪我人を搬送する為にヘリコプターが飛来した。

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怪我人を収容する
一人の怪我人に、ヘリ乗務員3名、消防救助員 8名位、警察官 5名位。
山では、十分 気を付けて歩かなければ。。。

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月山・弥陀ヶ原湿原案内図

・・・標高1,400m・・・
標高は高かったが、涼しさなく暑い。 

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約 1時間、月山・弥陀ヶ原湿原 木道を散策した。
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月山・弥陀ヶ原湿原で咲いていた高山植物
名称は、分かりません。
後日、早朝散歩の知り合いから花の名前 教わりました。

タチギボウシ
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キンコウカ
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月山・御田原小屋 前にある「月山 中の宮」の兎
兔は、月山神の使いと云われている。
月山頂上の本宮参拝を出来ない人は、中の宮で遥拝できる。

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「中の宮」の風景
一見 霊場のような雰囲気がある。
青森の霊場・恐山にも風車があったが。。。

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月山 山頂方面を撮る

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月山 弥陀ヶ原湿原の鏡池

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約一時間 月山の木道を歩き駐車場方向に帰る。

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月山の麓から、山形県と秋田県に跨がる鳥海山
(標高2,236メートル)
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月山・弥陀ヶ原湿原の散策を終えて、裾野から月山を撮る。

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次回は、羽黒山、湯殿山を掲載します。


# by saitamanikki2008 | 2018-08-04 16:17 | Trackback | Comments(3)