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借金地獄の生活

 週末の土曜日 嫌な表題で始まって申し訳ないですが、今 隣の100歳のお爺さん、
親戚の1歳の赤ん坊、街の見知らぬ通行人 それぞれ全員が 一人当たり 763万円もの
借金を背負って生活している。
 ユーロ圏では、ギリシャの財政危機がスペインなどに波及するなど、ヨーロッパ全域に影響を及ぼしユーロの通貨安となっている。
今後 10年以内に世界で最も懸念される経済危機は、日本の赤字財政による国家財政の
破綻、並びに中国バブル経済の破綻による世界不況であると思われる。
アメリカの 一企業 リーマン・ショク、破綻で世界経済までも不況となっているが、
更に深刻なのは一企業でなく国家の財政危機となるわけである。
日本は、ご存知のように自転車操業のような赤字国債で国民の生活が成り立っている。
一方 中国は、共産国家の社会主義国でバブル経済の破綻は、国家破綻と結び付く
政治経済国家です。
 目に見えない日本国家の借金は、そう遠くない日 国民一人一人の生活に圧し掛かり、
国民の殆どが貧困生活に耐える生活になるはずです。

国の総借金は、昨年末で過去最大 973兆1625億円です。
生まれたばかりの赤ん坊、100歳の老人の生活も、一人763万円もの巨額な借金、利子も巨額に膨らみ赤字の自転車操業となっています。
誰れが、いつの日か返済するとすれば、一体誰が返済するのでしょうか ?
それは、政府による想像を超えるような超インフレ化政策、北朝鮮のように最悪な通貨切り下げによるデノミ政策で、政府による強制的な貧困生活を選ぶ、二つの選択幅しかありません。
民主党がマニフェスト「子供手当」など労働組合的なバラ撒き政策で、過去最大の44兆3000億円の国債を発行するのが主因です。

世界が危惧する日本の財政赤字は、世界的にどんな水準なのか 新聞記事で紹介します。
1/22付 日経新聞など参照
借金地獄の生活_d0150720_1130288.jpg

因みに、国と地方の債務残高(借金)の国民総生産の比率は、昨年末で
     日本   189 %
     ギリシャ 115 %
     スペイン  59 %
如何に日本が、借金地獄にたよる生活なのかお判りになるでしょう。
国民の税金をバラ撒く事は、本当に国民を豊かにするとでも思いますか ?
インフレは、戦後の日本復興を背負って経済成長した年金暮らしの団塊世代が一番みじめな目にあいます。超インフレになれば、国が返済する借金が相対的に容易になる一つの方法もあります。 しかし ・・・・。
働いていれば、給料は徐々に上がりますが、年金暮しの場合困るのは、今日 千円で買えた物が、一ヶ月後は、二千円払わねば買えない物価変動が超インフレです。
最近では、ソ連からロシアになった時代 超インフレ化で銀行倒産や食料品を買うのに長蛇の列が出来たり、国民は自国の下落するルーブル通貨を信用せず、ドル通貨に群がっていました。
 

 
by saitamanikki2008 | 2010-03-06 12:48 | Comments(2)
Commented by odamaki719 at 2010-03-06 18:40
こんばんは✿
年金暮らしの私には怖くなるお話ですね。
そうかといって節約しても生活しても明日はどうなるか
分からぬ我が身わずかな貯金でも残しておいても仕方がないと
思ってしまったりします。
Commented by saitamanikki2008 at 2010-03-07 09:30
こんにちは odamakiさん。
日本が衰退期に入ろうとしている時、民主党の主要政策は税金のバラ撒きばかりで、労働組合政党なので仕方ないかもしれませんが、古い価値観の労働組合体質そのものの政策です。
赤字国債を出し、バラ撒いて日本の衰退を加速させるものです。
いくらバラ撒いても、企業が衰退する政策では、未来がありません。

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