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温泉三昧 プチ 温泉旅行

先週  関東最後の秘郷と云われる奥鬼怒温泉郷 加仁湯(かにゆ)に東京駅前からツアーバスに乗って行った。
奥鬼怒は、壇ノ浦の合戦に敗れ逃れてきた平家が追っ手を逃れて隠れ住んだという伝説のある山間の地です。
鬼怒川 竜王峡から山間の細い道を30キロ以上 山奥に入ります。
舗装されてますが、山道が狭いので対向車が来ると、少し広めな場所に車を停車 譲り合って進みます。
山道の行き止まりに村営の女夫渕(めおとぶち)駐車場がある。
一般的には、この駐車場に車を駐車して、宿の送迎車(約20分)に乗り砂利道を行くか、
散策道の山道を1 時間15分歩くしかありません。


雨に煙る鬼怒川 竜王峡
晴れていたら渓谷の綺麗な紅葉が見られるはずだったが。。。
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竜王峡の茶店で昼食 
焼きたてのヤマメ & 炊き込みご飯が美味しかった。
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今回 東京駅前から小型バスに乗車、許可を得てたので宿の玄関前まで行けた。
山奥なので2階建ての宿を想像していたが、4階建てだった。
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玄関入ると談話室がある。 熊毛の敷物、熊・鹿・キツネなどの剥製が多く、ここが山奥であることを実感する。
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温泉は、濁り湯の源泉かけ流しである。
宿には、露天風呂(混浴) 3ヶ所、女性用露天風呂 1ヶ所 と 男女の内風呂がある。
写真は、露天風呂(混浴)
夕食後、夜空の下 2組のご夫婦と一緒に露天風呂に浸かった。
2組のご主人が偶々名古屋と千葉で車関係の会社を経営している方々で、温泉に浸かりながら車、仕事、人生、
ゴルフなどの談議に花が咲いた。 
夜風が心地よく 1時間以上 露天風呂のコミュニケーションを楽しんだ。
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小さく4ヶ所に区切られた露天風呂(混浴) 
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一人、又は 二人用の露天風呂となっている。
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宿泊料は、山奥なので若干 高いが、夕食・朝食の量はタップリ。
朝食に出された納豆の包装は、平家の家紋である 揚羽蝶が。。。
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「 硫黄ゴケ 」
宿をチェックアウト後、宿から渓谷に降りる坂道にあった朽ち果てた大木に、赤い花が咲いた珍しい苔があった。
珍しい苔は、ひかりゴケ、クリネオゴケなどあるようだが、近くに寄って見ると小さな厚い唇に似た花だった。
ネットで見ると、
イオウゴケ(ハナゴケ科)
硫黄の臭いがきつい温泉地帯に分布する。
基本葉体は径3mm程度の小型。子柄は無盃で不規則に分枝する。皮層は顆粒状で、まれに粉芽がある。
チムニーの先端に赤い胞子を作る袋のようなものをモンローリップと言う。
イオウゴケは地衣植物の一種である。
地衣植物は菌類と藻類の共生体、つまり原生動物、バクテリア、担子菌などの組み 合わせによって、
岩などにはりついて、子器で胞子を作り増える植物を言う。
ネットの参考 新聞記事はこちら

真っ赤な厚い唇のように見えたのは胞子だった。
モンローリップとは、昔の有名な女優 マリリン モンローから連想して名付けたのかナ~。
面白い苔の発見だった。
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2日目は、良く晴れた。 車窓からの山風景
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2日目は、昼食 と 立ち寄り湯で湯西川温泉郷 「花と華」 旅館へ。
湯西川温泉郷も平家の里 伝説の残る場所である。
昔は、細い道路を通り時間をかけて湯西川温泉郷まで行ったが、3年前に広い道路が完成して鬼怒川温泉駅から
約45分位で湯西川温泉郷に行けるようになった。
昼食は、パスツアーの昼食としては、豪華で美味しかった !!
長い玄関通路
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湯西川温泉郷は、無色透明な温泉である。
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旅館の周囲は、もう紅葉も過ぎて落葉していた。
唯一 残っていたカエデ
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温泉三昧 プチ温泉旅行でした。
by saitamanikki2008 | 2014-11-17 18:41 | Comments(7)
Commented by cynchia at 2014-11-17 20:10
こんばんは、羨ましいです。
食事も、温泉も、景色も、苔まで最高ですね。
Commented by odamaki719 at 2014-11-17 21:13
こんばんは🌷
 東京駅からバスツアーで加仁湯に行かれたのですね。
気軽に温泉ツアーに参加されて羨ましいです。
湯西川温泉郷にも行かれたて楽しそうですね。
私も行きたいと思いますがなかなか実現しません。
友達が離れた場所に住んでいるので何処から出発するかで
なかなか話がまとまらないのです(笑)
Commented by nenemu8921 at 2014-11-17 21:44
加仁湯ですか。
行ったことないけれど、画像を拝見するといいところですねえ。
露天のバスみたいですね、個人で入れるような。
イオウゴケですか。初めて拝見しました。
珊瑚みたいですね。中国人に密漁されませんように(笑)。
紅葉は終盤だったのですか。残念でしたね。
でも、晩秋もいいでしょう。
Commented by Harvest--Moon at 2014-11-18 09:12
おはようございます!
まさに秘境、お写真を拝見して、
ちょっとした仙人になったような気持ちになりました。
イオウゴケも初めて拝見しましたが、
色が可愛く印象的ですね。
Commented by arak_okano at 2014-11-18 17:52
竜王峡ほ一度行ってみたいのですが、なかなか遠くてね。見させて頂き有り難うございます。温泉の旅にバグースです。次は京都ですか、凄い人出ですので昼食は予約をしておくと良いと思います。アラックは二段ベットを日の出る前に出発し、昼も食べずに夕方まで京都を走ります。交通手段は地下鉄の一日乗車券の600円、あとは足が動いてくれます。
Commented by tawrajyennu at 2014-11-21 16:28
こんにちは!
奥鬼怒に行かれたんですね。
上手にツアーを利用していつも行かれていますね。
露天風呂で知らない方との語らい、まさに裸のお付き合いですね。

イオウゴケって初めて見ました。
Commented by suzu-clair at 2014-11-21 21:13
素敵なご旅行ですね。
雨に煙る鬼怒川も、
また幻想的で素敵ですね。

モンローリップという苔、
本当に珍しいですね。
確かに、マリリンモンローのようなセクシーな唇^^
この赤い苔に、名づけた方も、しゃれていますね。

立ち寄られた温泉旅館、
清潔感があっていい雰囲気ですね。
充実の旅をなさったようでなによりですね☆
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