10月13日(木)、大宮・武蔵一之宮 氷川神社の舞殿において、第27回 観月雅楽演奏会が開かれた。
この日の空模様は、生憎の曇り。
この日 お月さんは、十三夜と云われ、別名 栗名月とも呼ばれる。
9月の十五夜に続き、お月さんが綺麗に見える夜なのだが。。。
氷川神社 舞殿の周囲は、ススキの穂が飾られ、竹灯籠も灯された。
午後6時30分
氷川神社本殿の前に、たき火が灯され、観月雅楽演奏会の準備が整った。
暑くもなく、寒くもない 十三夜のひと時。
舞殿を囲むように、大勢の観客が集まった。
御神楽・・・「人長舞 其駒」
天宇受売命(あめのうずめのみこと)が、天の岩戸の前で舞ったのが起源と云われている。
榊には、白布が巻かれた籐の輪があり、「三種の神器」の鏡を表している。
御神楽・・・「豊栄舞(とよさかのまい)」
「乙女舞」とも云われ、国の繁栄を願う祭祀舞でもある。
管弦
楽器の演奏・・・笙の音が氷川神社の杜に流れる。
舞楽・・・「迦陵頻(かりょうびん)」
迦陵頻は、想像上の鳥の名で、美しい声で囀(さえず)る姿を舞にしたと云われている。
雅楽演奏の様子
舞楽・・・「抜頭(ばとう)」
父親を野獣に咬み殺されたので、その野獣を討ちとり喜ぶさまを舞にしたと云われる。
竹灯籠の灯りが揺らめく。。。
暫し優雅な気分になった十三夜だった。
十三夜が晴れたいたら、このような綺麗な月明かりの下で観月雅楽演奏会が楽しめたのだが。。。
10月14日 夜 撮影。 綺麗に輝く月明かり
舞などの説明は、氷川神社 観月雅楽演奏会で頂いたパンフレットを参考にしました。