アート・芸術を巡る旅 3日間 最終目

・・・アート・芸術を巡る旅 3日間 最終日・・・

旅の最終日は、小豆島の絶景で知られている寒霞渓、オリーブ園をバスで巡り、小豆島 土庄(とのしょう)港からフェリー船に乗り、
徳島県 高松港に戻ってバスで大塚国際美術館に行きます。
最後に、鳴門(なると)の大渦(おおうず)でしられる大鳴門橋の橋げた上「渦の道」から鳴門海峡を望み見ます。

瀬戸内海の小豆島は、地中海と同じような気候で雨・降水量が少ないと、小中学校で習ったことを思い出した。
高温多湿の日本で、唯一 オリーブの木が育ったのが降雨量が少なく温暖な地 小豆島でした。
小豆島・オリーブ園に行きました。
瀬戸内海の観光パンフで何度か目にしていた あの「ギリシャ風車」があった。

広いオリーブ畑の中に巨大な「ギリシャ風車」が。。。絵になる風景だった。

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樹齢100年 日本最古のオリーブの木

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この季節 オリーブの花が咲き残っている。
オリーブの実は、9月下旬頃から11月頃まで収穫するそうです。
オリーブ園ショップには、高価なバージンオイル、化粧用・オリーブ液がありました。

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日本三大奇景とも云われる寒霞渓は、生憎 曇天により眼下は、雲海で覆われていた。
日本三大奇景は、他に耶馬渓 (大分県中津市)、 妙義山 (群馬県富岡市妙義町)が有名である。

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時々、雲が流れて隙間から断崖や奇岩が独特な風景をつくっていた。

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小豆島 土庄(とのしょう)港に戻り、約1時間 フェリー船に乗り 徳島県 高松港へ。
そして、大塚国際美術館に行く。

大塚国際美術館を少し解説します。


大正10年(1921年) 大塚製薬・工場が徳島 鳴門市で創業
現在は、大塚ホールディングスとして、傘下に数多くの企業がある。
元来は、製薬会社でしたが、現在では一般に知られている商品に、オロナミンC、ポカリスエット、カロリーメイトなどの他、
チオビタドリンク、オロナイン軟膏、ゴキブリ ホイホイなどの商品がある。
1998年 大塚製薬創立 75周年記念事業として、創業の地 徳島県に「大塚国際美術館」を開館させた。
「大塚国際美術館」を造るに際は、鳴門公園内の山を削り、地下5階・地上3階の空間に
世界25ヵ国 約190ヶ所の美術館が所蔵する至宝の絵画 1,000点余りを原寸大の陶板画で複製展示している。
銅版画の額も本物と同じように作っているそうですから驚いた。
陶板に高温で焼き付け、色彩をつけるだけでも気が抜けない作業であると知っているので、
「大塚国際美術館」で展示している陶板画を目で見るまでは、
世界の名画を陶板画に.......それは無理でしょう !!
名画の印象を端的に悪くするでしょう。。。原寸大に ?    冗談だろうと思っていた。

美術館の女性案内人の後に続き、
一番 最初に見たのが、イタリア バチカン宮殿 システィーナ礼拝堂の内部、巨大なアーチ状の天井に描かれた絵に圧倒された。

驚きの大きさ、奥行き 約40メートル、幅 約13メートル、高さ 約20メートル

これも原寸大であった。

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主祭壇背後の壁にある「最後の審判」(ミケランジェロ)

その大きさ約 13メートル×12メートル。中央上部のキリストを中心に左側には、
天国に召されていく人を描き、右側には地獄に落ちる人が描かれている。

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真上の天井を見上げると、創世記のエピソード「天地創造」「アダムとイブ」「失楽園」が物語風に描かれている。
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北イタリア 「スクロヴェー二礼拝堂」
システィーナ礼拝堂に続き、「スクロヴェー二礼拝堂」にも圧倒される。
奥行き 約20.8メートル、幅 約8.1メートル、高さ 約12.6メートル。
ラピスラズリ色のアーチ状の天井が非常に綺麗だった。
天井部分から三段で描かれた 縦横2メートル大の「ジョット」が描いたフレスコ壁画がある。
壁一面に「最後の審判」等の他、キリスト生誕、キリスト受難、キリスト復活などを描いている。

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・・・大祭壇衝立(エルグレコ)を復元・・・

ナポレオン戦争によって破壊、現在 各地に分散してしまった6点の絵画を大塚国際美術館が原寸大で復元した。

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 「プリマヴェーラ・春」
ボッティチェリ

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ピカソの作品 「ゲルニカ」
この作品を所蔵しているのは、スペイン・マドリッドの
「国立ソフィア王妃芸術センター」
美術館の所有でないので、門外不出。
一般の人が本物の作品をみることは、殆どないでしょう。
その「ゲルニカ」があった。

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「散歩・日傘をさす女性」
クロード・モネ
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大塚国際美術館は、テーマ別に展示している。
例えば、レオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」
縦横 約4メートル x 約9メートルの作品
イタリア ミラノにある修道院にあるが、痛みが激しくて、22年かけて大規模な修復作業をした。
大塚国際美術館は、原寸大で修復前と修復後の作品を同じ場所で展示、修復前・修復後の作品の違いが良くわかる。

写真は、修復後の作品

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「裸婦のマハ」 と 「着衣のマハ」を並べて展示

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大塚国際美術館は、今年3月で開館 20周年になった。
記念事業として、ゴッホが描いた花瓶のヒマワリ 全 7点を原寸大の陶板画にした。

ゴッホの花瓶は、現在 オランダ、イギリス、アメリカ、ドイツ、日本、個人蔵。

そして、1点は、第二次大戦中 日本の芦屋で焼失した。
このヒマワリは、その焼失したヒマワリを復元展示している。
7点のヒマワリを一堂に拝見するのは、不可能に近いが。。。

これが、その芦屋で焼失した作品「ヒマワリ」です
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本物の作品は、東京新宿区の損保ジャパン日本興亜美術館で見られる。
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大塚国際美術館で、数多くの陶板画の美術作品を見て、

本物の絵画は、年々劣化して修復作業を繰り返す。
陶板画は、1000年、2000年 現在の状態を保つという。
そっと 触ってもOK 、三脚など使わなければ写真もOK
こういう美術館も「あり」だと思った。
1000年後、本物の絵画を所有する美術館の修復専門の技術者が、
参考に陶板画を見に来るかも知れない。 

・・・大鳴門橋から鳴門海峡を・・・
大渦は、見えない時間帯でしたが、海流の流れは、思っていた以上に 早かった。

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アート・芸術を巡る旅 徳島空港から帰路についた。

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最後に、今回 アート・芸術を巡る旅に参加して、
特に直島(なおしま)の「ベネッセハウス・ミュージアム」と「家プロジェクト」を見て廻り、
アート・芸術は、普段生活している身の回りにあると感じました。
例えば、街中や旅行先で一目で好きになった絵を購入して、
ハテ~ 家の何処に飾ろうか
と思案して、ここしかないと飾る場所を決めると、
その「場所と絵」が
アート・芸術の展示であり、家の一空間が好きな絵を飾ったミュージアムになる。
それは、絵に限らす、家具、椅子、皿などの焼き物、花瓶の生花などあらゆるものに通じる。
好きな物品を、その適した場所に飾ると、私だけの貴方だけのアート・ミュージアムになると思います。

作家、著述業の仕事部屋は、書籍などを山高く積み上げられている。
本人でなければ、単なる紙の山で何処に何の本があるのか探しても分からないであろう。
だが、本人は どの場所にあるのか直ぐに分かる。
これも雑然のアートと云える。
カメラで被写体を撮る時、構図など考えて撮る。
これもある意味 表現のアートであると思います。

これは、時々訪れる秋谷海岸、沖縄などでビーチコーミングした貝殻を
庭石の上に並べた。
私の庭アートです(笑)

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これも庭にある置物
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これは、和室にある流木
どれも ガラクタの品々ですが、飾ることでアートに見えるでしょう(笑)

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by saitamanikki2008 | 2018-06-08 07:40 | Trackback | Comments(1)
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Commented by umi_bari at 2018-06-08 18:37
アートを巡る旅の三日間、楽しいでしょうね、バグースです。アラック、やっぱり芸術は分からないんです、写真だけは分かります。
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