・・・山形・出羽三山 観光参拝の二日目・・・ 山形・寒河絵市にある宿泊ホテルの朝 目の前を流れる最上川
神橋を渡ると、太い老杉 樹齢 千年の「爺杉(じじすぎ)」がある。 昔は、婆杉(ばばすぎ)と並んで立っていたが、明治35年 暴風で折れてしまった。 同行していた観光客が、 「現在は、爺より婆が長生きしているネ」とか冗談を。。。
「羽黒山 五重塔」を見物し、観光バスに戻る途中、 私が歩く6~7メートル先で突然 あ~ !! あ~ !! 周囲の人々が声を上げたので何か異変が起きたことを知った。 一緒に観光に来ていた年配の女性が、登り石階段でバランスを崩し 石階段横の深さ1メートル位の石濠に落下した。 石濠は草むらで覆われ、石階段から落下した女性の姿は見えなかった。 直ぐに「羽黒山 五重塔」のガイドをしてくれた修験道姿の女性と修験道姿の男性が濠の中に滑り降りた。 年配の女性を抱き起こすと、前頭部から大出血していた。 男女の修験道姿の白衣は、大量の鮮血で真っ赤に。。。 すぐさま修験道姿の女性が、手に持っていた手ぬぐいを傷口に当て、 修験道姿の男性の手ぬぐいで頭部を包帯した。 その素早さは、看護婦さんのように手慣れたようで素早かった。 怪我した女性を濠から押し上げようとしたが、深い濠で押し上げられない。 その場にいた私が、濠の淵から手を伸ばし怪我した女性の身体を引き上げた。 そして、救急車要請を修験道姿の男性にお願いした。 旅の女性添乗員も直ぐに現場に来た。 負傷した女性と一緒に旅に来ていたご主人は、 ただ オロオロしていた。 救急車(隊員)が到着した段階で、 負傷した女性・ご主人と、旅の女性添乗員を残して、ツアーが続行された。 再び、観光バスに乗り、羽黒山 山頂にある三神合祭殿(重要文化財)に行く。 羽黒山 駐車場で観光バスを降りると、
鐘楼 & 大鐘 鐘楼の屋根は、茅葺 造り、大鐘は、1275年(建治元年)の記銘があるとか。 口径 1.68メートル 中世以前に造られた鐘としては、 東大寺の鐘に次ぐ大きさである。 神社に鐘があるのは、神仏習合時代の名残りである。
真夏に山形・出羽三山 神社を観光参拝した。 観光バスで出羽三山を巡る中で、 バスガイドさんから面白い話を聞いた。 月山は、過去。 羽黒山は、現在。 湯殿山は、未来。 自分の過去、現在、未来を参拝、お祈りすることと教わった。 又、山形駅までの帰路 山を登る時、一合目、二合目など表示があるが、 一合、二合の「合」とは、何の意味 ? 昔、夜 カンテラの灯りで山を登った際、 カンテラに入れた油 一合(約 180ミリリットル)が無くなった場所が一合目となった。 次に180ミリリットルの油が無くなった場所が二合目になった。 スーパーマーケット等でアンデス・メロンを見るが、 実は、山形の人が、アンデス・メロンの名称を決めた。 アンデスとは、 「安心です」「安全です」「安価です」の造語であった。 「安」が「アン」になり、「です」が「デス」になり、 アンデス・メロンとなった。 驚き !! アンデス地方 原産のメロンでなかった。 山形駅に到着する頃 バスガイドさんが、 民謡 「最上川舟歌」を上手な山形弁で歌った。 本当に身に染み入るような最上川舟歌だった。 羽黒山で転倒、負傷した年配の女性ですが、 病院で手当 前頭部を3針縫って、山形駅で待っていた。 入院せずに帰りの新幹線に一緒に乗り帰ることができました。 色々の出来事があったが、 晴天に恵まれ、思い出に残る山形・出羽三山になった。
by saitamanikki2008
| 2018-08-06 15:44
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Comments(3)
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odamaki719 at 2018-08-06 17:12
こんにちは♪
山形・出羽三山・観光参拝の二日目は女性が石濠に落下を したりハプニングがあって大変でしたね。 精進料理の昼食は美味しそうで暑い時期に食べると嬉しい 感じがします。量もちょうどよさそうです。
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umi_bari at 2018-08-06 17:51
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takeshi_kanazaw at 2018-08-07 09:19
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