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2011年 03月 29日 ( 1 )

水・人の繋がり

人は、人と何がしかの繋がりを持たなければ生きていけない。
東北地方の漁港近くの町で長年暮し、被災で遠い土地に移動するには大変不安だろう。
毎日顔を合わせて挨拶していた隣人たちと別れるのは、若者ならまだしも、高齢な被災者は自己の気力・体力など考えて、出来るなら生まれ育った被災地から離れたくない心情だろう。
ある被災者が「被災地に残るのも地獄、離れるのも地獄」と云っていたが、被災者一人一人、これからの人生 生涯で最大の戦いを覚悟して進むしか選択幅がない。

人は、お腹にいる時は羊水で守られ、水を温めた産湯につかり、
そして 毎日 何気なく水と共に生活してきた。
震災後、スーパーマーケット店内 水のペットボトル売り場は、一本もなく空っぽ状態が続く。
原発の放射能で水道水まで汚染、人々の不安が広がった。
原子炉・放射能の専門家が毎日テレビに出演してましたが、人の生活に係りの深い水
(水道水)の測定を提唱した専門家は一人もいなかった。
東京都が初めて水道水の放射能を計測したことは、石原都知事の危機管理によるところが大きいと思う。
人が普通に生活していれば、大気中から常に放射線を受けている。
水道水は、この原発の放射能漏れがなければ、0ミリシーベルトなのか 或いは 
一定の数値を示すのか知りたいものだ。
それが専門家の唱える正確な安全情報と云うものでしょう。
各県一律の野菜出荷停止・摂取停止も変な対応と云わざるを得ない。
県境の川一つ挟んだ他県では何の問題も無いと云う。

日本の放射能測定値が厳しいので、今 測定基準値を変えると云う意見も出ている。
この時期に基準値を変えれば、全ての基準値があやふやで信用出来ないものとなる。
小手先で不都合な事態を乗り越えようとする為政者を選挙民は良く見ておく必要がある。

東北関東地方が、想像を絶する津波で壊滅的な状況になったのも水(海水)、
被災者が一番先に求めたのも食糧品・水であった。
今、危機的状況になっている福島第一原発 この原発を安全に保っていたのも冷却水。
炉心や周辺設備を冷やす為、毎日 細心の注意を払い 水を放水・注入している。

『人と水』 この切っても切れない大切な繋がり、最先端技術の原子力発電も
水に守られていた。
自然を侮らず、これからは原子力発電より、自然の水・空気・風・太陽を利用した
総合的な自然エネルギー利用を目指す社会作りが必要だと思う。
日本全体が地震地帯の上で暮している現状から、一家に一基 蓄電器を備えた太陽光発電が必要な時代になって来た。
これから建つ全国の新築家屋に太陽光発電を義務化など建築基準法改正なども
必要だろう。
計画停電で節電が続いている中、
街中で、55歳位の婦人の情けない話を耳にした。
   「家は、節電なんかしていない。だって 屋根に太陽光発電があり、
    東電に余った電気を売っているので、計画停電で迷惑している」
と云った内容だった。
世の中、身勝手で人の悲しみ・苦悩が判らない人もいる。
好むと、好まざるも関わらず この人も、毎日 水や人と繋がっている。

日本の海岸近くで稼働中の原発数は、54基もある。 
国の中央防災会議が発表した静岡・愛知を含む東海大地震の30年以内の発生確率は、
87%と非常に高い。
更に巨大な東南海地震などを含め、今回の東北関東巨大地震を参考に原発・津波に対する真剣な危機管理が今 早急に求められる。

「繋がる花 アセビ」
花言葉・・・・・・犠牲・献身
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by saitamanikki2008 | 2011-03-29 15:14 | Comments(8)