アート・芸術を巡る旅 3日間 (2日目)

・・・アート・芸術を巡る旅 3日間 2日目・・・

岡山・倉敷から宇野港に行き、フェリー船に乗り、直島(なおしま) 宮浦港に上陸します。

直島(なおしま)は、瀬戸内海の岡山県と四国・香川県の間にある小さな島、
東西の長さは6.79km、南北の長さは4.25kmです。
何故 瀬戸内海にある小さい島に行くのか ?
それは、島全体がアート・芸術のイメージであるから。。。

しかし、私のような現代アート・芸術に全く疎い者が、
アート・芸術に接して気分、気持ちの感受性に少しは変化があるのか どうか ?
実際 はぁ~ ?  これがアート、 これが芸術 ?
で終わるかもしれない。

最初にバスで向かったのは、建築家 安藤忠雄氏 設計のベネッセハウス・ミュージアム。
岡山県に本社がある福武書店(現 ベネッセホールディングス )の
代表取締役である福武總一郎氏は、直島(なおしま)の南地域を広範囲に買い取り、
アートとリゾートが一体になるような開発計画を持っていた。
ベネッセホールディングスは、岡山県に本社がある日本企業で「進研ゼミ」などで知られている通信教育・出版会社である。

又、近くにある安藤忠雄氏 設計の高級リゾートホテル ベネッセハウスは、
欧米などの雑誌に高級リゾートホテルとして取り上げられ、
宿泊客の半数は、海外からの観光客だそうだ。

島の高台にあるベネッセハウス・ミュージアムに行く途中 
海の桟橋にあったのが、水玉模様の作品で知られている草間彌生さんの作品「南瓜」
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ベネッセハウス・ミュージアムの建物は、それ自体がアートのような。。。
内部は、撮影禁止 館内に内外の芸術家の作品 35点を展示
又、周囲の屋外に 21作品の展示があるようだ。
実際に建物内の作品は、アートを見る目がない私は、
「 ウ~ン ?! 」
普段 目にする物体が製作者の作品になっているような気がした。
一例として、20センチ大の白い石を円形にした作品、流木を集めて円形にした作品、重ねた新聞紙など。。。
フ~兵衛が、流木の作品を見て館内スタッフに尋ねた。
「床に置いてある作品は、掃除するのですか」
「写真に撮り、掃除をした後 元と同じように配置並べる」
「なるほど.......ね」
私が、感心した作品は、館内(コンクリートの打ちっぱなし)の建物 B1と1Fの周り階段から見える
コンクリートの狭い継ぎ目に小さい草が生えているように見えたのも作品であった。

現代アートとは、
身の回りにある物体を想像を膨らませて別の物体にすること。
と思いました。

次に向かったのが、直島町役場の裏手にある「家プロジェクト」6家屋
「家プロジェクト」の室内撮影不可です。
「家プロジェクト」構想とは、
空き家になった古民家を買い上げて、アート・芸術の内部改装を施して創造するってことかナ~  ?
実際に見た感想は、 関心するやら  驚くやら。

「南寺」を一例として挙げます。
安藤忠雄氏設計の家でのプロジェクト
16名定員で10分 15分ごとの予約制
入り口から室内はライト一つなく 完璧に真っ暗闇の空間
その真っ暗闇の中、手探りで壁に手をやり、かろうじて前を歩く人の雰囲気が伝わってくる。
真っ暗の室内でスタッフから長椅子(勿論 見えません)に座るように指示された。
私は、音や光の点滅などが始まると思い 静かに耳を澄ませ、一寸先も見えないので目を閉じて、ジ~と待っていた。
いくら待っても何の変化もない。何も聞こえない ?
暫くすると、スタッフの女性が、
「前方に映画のスクリーンのような細長い白い空間が見えますか」と話した。
私は、「何だ 投影機器の故障か」と思いました。
すると、スタッフから「皆様が入場する時から白いスクリーンはありました」
「前の人に続き、ゆっくり退場して下さい」
えぇぇ~?!  結局 暗闇の空間を体験したアートであったか。
目が暗闇に慣れないと、何も見えない。 「暗闇・無」のアートでした。

直島(なおしま)は、焼杉板の黒い外壁の民家が多数ある。
今では、現代芸術の島として世界的に知られるようになり、日本国内はもとより広く海外からも観光客が来るようになった。

狭い路地の塀にこのようなアート的な飾りが。。。
蔦 & ギボウシ & ドクダミ
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唯一 外観を撮れた家屋がこれである。
題して「はいしゃ」元 歯科医院であった建物である。
外壁を廃材のトタン屋根で張ったような家
如何にも廃墟でオンボロの建物、何もないような奥の部屋に、1階 2階を通し抜けてド~ンと、
巨大な「自由の女神」があった。
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これも「家プロジェクト」の一つ。
護王神社
実際の神社の境内に「家プロジェクト」で造られた社殿がある。
本殿 ? に登るように地面からガラスの階段が....。
神社 横の坂道を少し下り、海を見下ろす場所から狭い地下通路を行くと、地下石室があり、
地下空間にガラス階段があった。

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石室に通じる狭く薄暗い通路 人一人がやっと通れる程です。  
懐中電灯を貸して頂き入りました。

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フェリー船の発着する宮浦港の近くに実際に入浴できる直島銭湯 
    「 I   ♥ 湯 」(アイ ラブ ユウ) 

ェ~  これが銭湯屋の建物  古い建築廃材を集めて造ったような印象の建物です。
浴室内も奇抜で驚くそうだ。 
コンセプトは、地元の人と観光客が気軽に交流できるように造られているそうです。

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直島銭湯 「 I   ♥ 湯」の 横 外壁

「 I   ♥ 湯」は、前記の家プロジェクト「はいしゃ」と同じ大竹伸朗氏の作品です。

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直島(なおしま) 宮浦港にある草間彌生さんの作品「赤南瓜」
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直島 宮浦港近くにある神社の狛犬
大きな口を開いて、大笑いしている。

「笑う門には福来る」でしょうか。
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町中を走るバスも草間彌生さんの作品「南瓜」が描かれている。

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直島(なおしま) 宮浦港からフェリー船に乗り 約1時間 香川県 高松港へ。
高松港にあるのが、流木・材木などで造ったアート作品
「 国境を越えて 海 」
一見 流木で傘を造ったような ?   先端に少女像が立っている。

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再び、香川 高松港から別便のフェリー船に乗り換えて、小豆島の土庄(とのしょう)港へ行く
写真は、海から見た高松港(香川県)の風景です。

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この後、約1時間 フェリー船に乗り、小豆島 土庄(とのしょう)港に入港。
土庄(とのしょう)港にもオリーブのアートがある。

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小豆島は、昔 映画で有名な「二十四の瞳」の島です。
昭和29年(1954年) まだ戦争の影響が色濃く残る時代に公開された監督 木下惠介、主演 高峰秀子の映画 「二十四の瞳」
日本が第二次世界大戦に突き進み、歴史のうねりに、否応なく飲み込まれていく女性教師と生徒たちの苦難と悲劇を描いた作品でる。 
原作は、壷井栄の小説 「二十四の瞳」

銅像「平和の群像」・・・「二十四の瞳」の教師・生徒たち

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この日は、小豆島 土庄(とのしょう)港にあるホテルの泊まります。
次回もアート・芸術を巡る旅 (3日目 最終日) に続きます。
メインアートは、大塚国際美術館です。
そして最後に、
私の庭にある ミニ・アート作品 ?
を。。。写真で紹介します(笑)

# by saitamanikki2008 | 2018-06-05 11:20 | Trackback | Comments(3)

アート・芸術を巡る旅 3日間 (初日)


この歳になるまでアート・芸術分野に全く程遠い身ですが、
3日間 アート・芸術にタップリと浸るのも。。。良いのかな~と思って、
アート・芸術を巡るツアーに参加した。

初日 岡山県 倉敷美観地区にある大原美術館へ。
2日目 フェリーで瀬戸内海にある直島に渡り、ベネッセハウス・ミュージアム、家プロジェクトを巡り歩く。
3日目 フェリーを乗り継ぎ、 香川県 小豆島にある大塚国際美術館などアート・芸術を巡るツアーです。

久し振りの羽田空港
 搭乗ロビーから岡山空港行 旅客機
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数日前に中国地方は、梅雨入した。
飛行中 眼下は雲が多かった。
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倉敷市内の宿泊は、倉敷アイビー・スクエアー
ホテルの建物全体に綺麗なアイビー(蔦)が。。。
明治時代に建てられたレンガ造りの広い紡績工場をリノベーションして、
蔦の絡まる感じの良い建物になっている。

この地 倉敷アイビー・スクエアーは、明治時代に倉敷紡績の本社工場が設立され、
現在は、その敷地がホテルなどになっている。

倉敷紡績は、現代では様々な業種を傘下に持つ大企業に発展した。
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倉敷アイビー・スクエアーは、広い敷地を生かし空間のある雰囲気の良いホテルになっている。

ホテル ロビーの支柱は、レトロ感たっぷり。
ロビーに有名画家の絵がさりげなく飾ってある。

それは、大原美術館を開設した大原孫三郎の父親は、倉敷紡績を立ち上げた人物 大原孝四郎である。
その大原孝四郎は、倉敷の大地主であり又、実業家でもあった。 

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宿泊棟への通路から中庭方向の水路風景

蔦と水路がヨーロッパの古城のように見えてイイ感じに。。。

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夕暮れ時
ホテルの中庭

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ホテルの中庭

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倉敷アイビースクエアー敷地内 水路
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ホテルにチェックイン後、倉敷美観地区散策を散策

板塀の路地

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倉敷美観地区を流れる倉敷川の水面

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岡山県は、桃太郎伝説がある
倉敷川の河岸にあったベンチに座り「きび団子」を賞味

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直ぐに大原美術館へ直行する。
大原美術館は、一流の美術品を多数収蔵していると聞いていたが、
絵画に疎い私でも知っている数多くの有名な絵画を多数展示している。
岸田劉生、ピカソ、モネ、エル・グレコ、小島虎次郎、棟方志功、
民藝品など多数 展示してあった。

大原美術館 工芸館の建物
建物外観も素晴らしいが、内部の床、壁も大変美的である。

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中庭から工藝館の建物

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中庭に咲く スイレン

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夕暮れの倉敷川

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ライトアップされた大原美術館 本館
ギリシャ神殿のように堂々と建つ。

ここで大原美術館 開設の歩みを簡単に話します。

実業家 大原孫三郎は、画家志望の児島虎次郎と出会ってから、
大原孫三郎は、虎次郎を経済的に支援、一つ違いの歳であった二人は、共に信頼する間柄となる。
大原孫三郎は、虎次郎をヨーロッパに美術留学させた。
その後 虎次郎は、大原孫三郎にヨーロッパの美術品の収集を提言し了承される。
大原孫三郎の意向を受け虎次郎は、ヨーロッパの有名画家の作品を収集する。
児島虎次郎は、47歳の若さで亡くなったが、
死を悼んだ孫三郎は、虎次郎が収集した作品、虎次郎が画家として描いた作品を公開する為、
1930年(昭和5年) 大原美術館を開館しました。
大原美術館を更に大きく発展させたのは、孫三郎の跡を継いだ長男 大原總一郎であった。
西洋近代絵画、近代日本画家の作品を収集拡充した。
大原總一郎は、大原美術館で開催された作家の展示品の売れ残りを
全部買い取っていたとか。
『 ウ~ン 中々真似できないことだ !! 』

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午後6時、美観地区の店舗(土産物店・食堂)は殆ど全て閉店している。
大原美術館と倉敷川を挟んだ対岸には、
旧大原家が建てた立派で大きな建物が夕暮れの街に浮かび上がっていた。

昼 あれ程いた観光客の姿もなく、時折 ヨーロッパからの旅人と出会う。
静かになった倉敷美観地区を散策した。
薄暗い狭い路地の先に綺麗な満月が......浮かんでいた。

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次回もアート・芸術を巡る旅 (2) に続きます。



# by saitamanikki2008 | 2018-06-02 17:49 | Trackback | Comments(1)

庭に咲く花 紫陽花 (5)


紫陽花

6月 間もなく来る じめじめした鬱陶しい梅雨(つゆ)の季節

そんな鬱陶しさを綺麗な色彩により晴ればれとした気分にさせてくれる紫陽花

西洋紫陽花
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色づき始めの山紫陽花

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開花した山紫陽花
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これも山紫陽花です。
品種は、紅(くれない)紫陽花
まだ紅色に染まらない頃の紅(くれない)紫陽花

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そして今は、紅(くれない)紫陽花らしく
綺麗な紅色に染まりました。
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陽に当たらない場所にある花は、まだ色白です。
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こんな紫陽花模様 好きです。

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2泊の旅に出かけます。
九州、中国地方は、梅雨に入りました。
帰る頃は 関東でも梅雨入り宣言に。。。?  


# by saitamanikki2008 | 2018-05-29 06:30 | Trackback | Comments(4)

庭に咲く花 (4)


6月は、日本各地でホタル観賞会なども開催され、夏の訪れを告げるホタルが飛び交う姿を見られる。

その初夏の季節
 
庭でホタルブクロの花が咲いている。

昨年まで白色のホタルブクロばかりであったが、今年 紫色も自然に生えてきた。

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清楚な白色の ホタルブクロ
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又、良く見ないと分からないと思いますが、
清楚な純白の花の内側には更に花びらがある。
倉本聡さんのドラマ「風のガーデン」でも登場した花です。
カンパニュラ「ウェディング・ベル」
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# by saitamanikki2008 | 2018-05-27 17:11 | Trackback | Comments(2)

5月の庭で咲く花 (3)

毎日 サンデーの身であるが、5月は個人的な行事が続き、
気分的には、そわそわしていた日々もありましたが、
充実した仲夏になりました。

今 遅咲きのバラ
トゥール・エッフェルが咲いている。
私は、この真っ赤なバラの花から受ける印象から勝手に名前をつけている。
それは、
「1960年代 パリの口紅」

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昼咲き月見草
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ナスタチューム

花と葉はサラダ等で食べられ、ビタミンA、C、鉄分が豊富だとか。
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このクレマチス チョット洒落たネーミングがついている。
『 I am Lady Q 』(私は、Q 夫人です)
何と 存在感のある名前だこと。

ツルのクレマチスで高さ 3メートル位になる。
今年は、100個位 花が咲いた。
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つゆ草
今年は、次から次と咲き続けている。

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サツキ

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# by saitamanikki2008 | 2018-05-26 11:53 | Trackback | Comments(3)